カワラ茸

和名:カワラタケ/学名:Coriolus versicolor (Fr) Quél

写真:カワラ茸

 このキノコはサルノコシカケ科の仲間です。幅一~五センチ。厚さ一~二ミリ。 枯れ木の表面に、屋根の瓦をふいたように何重もかさなりあって生えることから名づけられました。他のキノコとは違ってサルノコシカケ類の生命力が非常に強いのは、樹齢数百年も古樹に寄生してその養分を吸い取り続けるからです。  カワラタケは、今から二〇数年前にそのエキスからクレスチンという制ガン物質が見つかったことでガ然注目を浴びました。それまでの既成の制ガン剤が効果をあげられなかった厄介なガンに効力を示したのです。
 クレスチンは、私たちの体内で働く免疫T細胞を強化する性質があるので、ガン細胞をかなり抑え込むことができます。食道ガン、乳ガン、胃ガン、そして悪性リンパ腫などに特によく効くことが確かめられています。

【薬用法】
乾燥したカワラタケを煎じてお茶がわりに飲む。あるいは酒に漬ける(キノコ酒)のが昔から一般的。高血圧や高血糖の改善として用いられました。