 
                    ◆ 11月14日は「世界糖尿病デー」
                        11月14日の世界糖尿病デーは、世界に拡がる糖尿病の脅威に対応するために1991年にIDF(国際糖尿病連合)とWHO(世界保健機関)が制定し、2006年12月20日に国連総会において「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議(UN Resolution 61/225)」が加盟192カ国の全会一致で採択されると同時に、国連により公式に認定されました。
                        この日を中心に全世界で繰り広げられる糖尿病啓発キャンペーンは、糖尿病の予防や治療継続の重要性について市民に周知する重要な機会となっています。
                      
                        ■ 秋の味覚は糖質を多く含みます
                         秋は、さつまいも、栗、かぼちゃなど、糖質を多く含む食材がおいしい季節です。
                        秋は、さつまいも、栗、かぼちゃなど、糖質を多く含む食材がおいしい季節です。
                        これらの食材を適度に楽しむためには、食べ過ぎに注意し、血糖の急上昇を避ける工夫をすることが大切です。
                        秋の味覚、特に芋類や栗は、糖質が多く含まれています。例えば、さつまいもは100gあたり約30g、栗は100gあたり約37gの糖質を含みます。これはごはん1杯(150g)の糖質量とほぼ同じです。
                      
                        ■ 糖質と肥満の関係
                        糖質(炭水化物)を摂取すると、血液中の血糖が増加し、膵臓から分泌されるインスリンにより中性脂肪に変換されて肝臓に入りますが、余分な中性脂肪は皮下脂肪に蓄積されて、肥満につながります。
                        つまり、糖質の摂取量が多くなると肥満のリスクが高まります。
                        糖質ダイエットは、糖質を多く含有する白飯やパンなどの主食を減らす一方で、肉類や魚類および野菜類を積極的に食べて糖質摂取量を制限する方法です。
                      
                        ■ 糖質を少なくする簡単食事法
                        満腹感も満たし、糖質だけを少なくする食事法です。
                        食事をすると血糖が上昇するのは、糖質を摂るからです。一方、タンパク質や脂質は、食後血糖にはあまり影響しません。
                        
- ① ごはんなら半膳、パンなら半切れ、
 糖質量の多い食品を抜いたおかずを多めに食べる ごはんなら茶碗に半分、パンなら6枚切りの食パン半切れ、ロールパンやクロワッサンなら1個、フランスパンなら普通の厚さのもの1切れが目安となります。
 おかずは、芋など糖質量の多い食品を避けましょう。また砂糖、みりん、ケチャップなどの調味料は控えめにしましょう。
- ② 主食を摂らないで、おかずを普通に食べる 糖質量が多い主食を摂らなければ、おかずを普通に食べられます。芋類やかぼちゃが使われていても、それらが中心でなければ大丈夫です。




 
                         
                       
		 
		 
		 
		 
		 
	
 
		


